中国留学Q&A

中国留学をご検討中の方からよく頂く質問&回答を、大学の選択⇒申請⇒申請後の手続⇒渡航の流れでご紹介しています。このほかに項目ごとに翔飛中国Q&Aにも回答集がありますのでぜひご参照ください。

入学申請と出発前の準備はいつ頃始めればいいですか?

中国へ語学留学する場合、一般的に大学は年2学期制をとっており、9月と春節明けの2~3月の2回に分け、新入生(漢語進修生)の受入を行っています。学位取得を目的とする本科生(学歴生)の受入が9月のみであるところが多い事から、9月に入学する学生が多い傾向はありますが、いずれも入学時のレベル判定テストに基づきクラス編成されるケースが大半ですので、カリキュラム自身に大きな差異はありません。但し、地方大学などで留学生総数が限られている場合には、既存のクラスに振分けられる可能性もあります。

大学の窓口が入学許可書の発行し始める時期は、一般に秋の9月入学では6月以降、春の2月入学では11月以降となります。この入学許可書の到着を待って、ビザなど一連の手続は出発の1~2ヶ月前に集中して行うことになります。

パスポートの準備(まだ無い方は取得、残存日数が留学期間を切っている方は更新)を先行して行い、いつでも申請できるようにしておきましょう。

【中国への留学申請 一般的なタイムスケジュール】
2~3月 4月~ 6月 7月 8月 9月  
留学先大学検討・決定 大学での申請手続き受付開始 入学許可書が届き始める 健康診断受診(半年以上の方)
入学申請〆切り(最終)
航空券手配
海外旅行傷害保険加入
ビザ申請・取得
中国へ渡航 授業スタート
7~8月 9月~ 11月 12月 1月 2月  

人気のあるエリア・大学はどこですか? ~大学を選択する~

下の表は中国教育部(日本の文部科学省にあたります)の留学サービスセンターがまとめた2006年のエリア別総留学生数です。留学生が多いエリアはやはり沿岸地区の大都市圏となります。北京エリアが4万6千人とダントツの多さですが、最近は上海も数を延ばしてきました。

都市圏の大学では、1クラスの人数が増える傾向はありますが、クラス数も多く自分のレベルに合ったクラスでの学習が可能です。一般に大学側も外国人の対応に慣れており、寮環境も整ったものが増えてきました。注意点としては、中国の大学は基本的に全寮制となり、留学生は留学生専用の寮で生活しますが、一部の人気校では寮の受入可能数をはるかに越えて入学許可を出しています。寮は留学生活の大半の時間を過ごす空間となりますので、しっかり情報収集を行いましょう。

一方地方大学では、1クラスの学生数が少ない、日本人が都市圏と比較して少なめ、多少生活面での選択肢が減るものの消費が減るために生活費がかからない、など地方ならではの良さがあります。すべての希望をクリアする大学を探す事は困難ですので、自分にとって重要だと思えるポイントを絞って大学選択をしましょう。

データ提供:中国教育部留学サービスセンター

1年間の留学でどれくらいの費用がかかりますか?

北京・上海などの大都市へ1年間留学する場合、目安として以下の費用がかかります。 但し、各地域の物価に多少差があるため、地方の場合多少支出が減る傾向にあります。 【参考費用:大都市への1年間の留学費用】

北京・上海などの大都市へ1年間留学する場合、目安として以下の費用がかかります。 但し、各地域の物価に多少差があるため、地方の場合多少支出が減る傾向にあります。

【参考費用:大都市への1年間の留学費用】

寮費は1日当たり60元・大都市圏大学寮、二人部屋の寮費、生活費は月々約3万円(休みの期間は除く)で試算しています。ただし都市圏には消費先が多くあり、物やサービスによっては日本並みの価格となります。現地での生活は、割安感からつい浪費傾向になりがちですので、注意が必要です。

入学許可書到着後、確認する手続きとは?

入学許可書ほかの書類が到着したら、内容物をしっかり確認しましょう。うち最重要書類は以下の二つ。

【入学通知書(大学から発行された正式な入学許可書)】

入学通知書には、入学日が記載されています。この記載されている期日の間に大学で入学手続きを行わない場合、入学許可は自動的に取り消されてしまいます。一般に中国へ渡航するのはこの指定期日の数日前~最終日の前日を設定しましょう。それより更に前倒して1カ月前などの事前渡航は、ビザの手続きなどの理由から望ましくありません。


入学通知書の見本

【中華人民共和国外国人来華査証申請表(JW202表)】

中華人民共和国外国人来華査証申請表は通称JW202と呼ばれる書類・インビテーションで、ビザ発行に不可欠な書類です。現地中国公安局が大学の依頼に基づき作成をしたもので、この書類に記載された内容を元にビザが作成されます。記載事項に間違いが無いかしっかりと確認しましょう。

【その他の書類】

このほかにも入学案内などの書類が添付されていることがあります。学費納入について、寮の予約について、入学後のスケジュールなどが記載されています。また親切な大学では学校の地図や空港からの移動方法についても案内を同封してくれます。ただし、これらの書類はほとんどすべて中国語か英語で記載されていますので、辞書を引きながら、しっかり内容を確認しましょう。

また、一部大学ではそういった入学に関する説明・案内が一切なく、入学許可書とJW202のみを送付してくる場合もあります。この場合はインターネットなどの情報をもとに、大学所在地・連絡先・学費や寮費の金額など、基本事項をチェックしておきましょう。

健康診断について

181日以上の長期留学をする場合(一般には2学期・1年)には、ビザ申請時に健康診断書の提出が必要となります。この健康診断で受診可能な医療機関は国公立病院に限られており、私立病院、保健所、赤十字病院、私立大学病院発行の診断書は不可、無効となります。

中国政府衛生部所定の書式 「外国人体格検査記録表 」を持参して受診します。      外国人体格検査記録表は以下からダウンロードが可能です。

外国人体格検査記録表 - 中華人民共和国駐日本国大使館領事部HP

検査には予約が必要な場合があるため、遅くとも出発の2カ月前までには受診しましょう。 検査項目は心電図やレントゲン撮影、血液検査など多岐にわたり、検査結果の発表には1週間~2週間程度要する場合もあります。費用は1万円~2万5千円程度と病院によって値段に開きがあります。

ビザ申請の流れ

ビザは各地域の中華人民共和国駐日本大使館領事部にて行います。

【ビザ申請管轄区域一覧表】

東京東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、岐阜県、福井県、富山県、石川県、長野県、山梨県、 静岡県、群馬県、栃木県、茨城県、新潟県、福島県、宮城県、山形県
名古屋愛知県
大阪大阪府、京都府、兵庫県、奈良県、和歌山県、滋賀県、三重県、愛媛県、高知県、徳島県、香川県、山口県、広島県、島根県、岡山県、鳥取県
福岡福岡県、佐賀県、大分県、熊本県、鹿児島県、宮崎県、沖縄県
札幌北海道、青森県、秋田県、岩手県
長崎長崎県

【大使館・領事館連絡先一覧】

中国大使館領事部 (東京)
〒106-0046東京都港区元麻布3-4-33
電話03-3403-3065  03-3403-0995   03-3403-0924
問い合わせ時間 午前9時~11時 午後2時~6時
駐名古屋領事館
住所: 〒461-0005 愛知県名古屋市東区東桜2-8-37 電話: 052-932-1098(代)
駐大阪総領事館
住所: 〒550-0004 大阪市西区靱本町地区3-9-2 電話: 06-6445-9480 06-6445-9481(代)
駐長崎総領事館
住所: 〒852-8114 長崎市橋口町10-35 電話: 095-849-3311
駐福岡総領事館
住所: 〒810-0065 福岡市中央区地行浜1-3-3 電話: 092-713-1121(代表)
駐札幌総領事館
住所: 〒064-0913 札幌市中央区南13条西23-5-1
電話: 011-563-5563 011-563-1818(Fax)

下表は留学を目的とした申請の場合に発給されるビザ種類と必要書類の一覧表です。仕事やその他の目的で渡航する場合は、これとは若干規則が異なります。

中華人民共和国査証申請表 表- 中華人民共和国駐日本国大使館領事部HP

中華人民共和国査証申請表 裏

申請の際注意したいのは、領事部の受け付け時間。領事部は平日の午前9時からお昼の12時までしか受付を行いません。さらに中国の祝日、休日、日本の祝日、休日も休みとなり、自分の住民表がある地域の管轄の領事部で申請を行わなければならないとなると、なかなかそのための時間を割くのが難しい、というのが実情です。その場合、業者のビザ代行申請を利用するのが便利です。

航空券の購入 - 出発日はいつ、どのようなものを購入するか?

入学許可書が届き、手続日の確認ができたら航空券の準備をしましょう。 大学の入学通知書上に記載されている期間の数日前から手続き期間終了の前日までに渡航しましょう。大学によっては、入寮の関係上、あまり早い出発日では受け付けてくれないこともあります。

そして長期間の留学の場合は、OPENチケット(有効期限内は復路を自由に期日設定可能な往復チケット)を購入するケースが多いようです。期日が指定され変更不可など条件のある格安チケットと比較すると多少高めではありますが、帰国の日を事前に設定することは難しいため、1年間留学をする場合は、出発時に1年間有効なオープンチケットを購入するほうが、お得、となります。

夏休みや冬休みの間に一時帰国をする場合は、中国現地でFIX(出発日、帰国日指定往復チケット)チケットを購入し、最終的な帰国の際は最初行きに購入した1年OPENチケットを利用すると、無駄がないでしょう。

海外旅行傷害保険への加入について

一部の地方大学を除き中国の多くの大学では、留学生へ医療保険の加入を義務付けています。到着時に保険に加入していない場合は、学校が指定する医療保険へ加入を求められます。その際注意したいのは、中国国内の保険に加入した場合、保障内容などを記した書類はすべて中国語になってしまうことと、万が一事故にあってしまった場合の保険金が人民元で支払われるという点。支払われる保険金も少額となってしまうため、保障の面で不安が残ります。 現在日本では海外へ留学する学生向けの保険が多数販売されています。キャッシュレスで医療が受けられるものや、日本語のサポートが受けられるものもあります。万が一の事故や病気に備え、保険には是非入っておきましょう。

ジェイアイ留学生保険 では留学生向けのパックプランをご提案しています。ネット上で加入パターンのシュミレーションも可能です。ぜひご参照ください。

中国にはどんな方法でお金を持っていったらいいでしょうか?
留学時にお金を持っていく方法は大きく分けて4つあります。
1.現金を持ち込む
2.トラベラーズチェック
3.国際キャッシュカード
4.日本から送金を受ける

1.現金で持ち込む

事前手続きなどが一切不要であることと、外貨を取り扱っている銀行ならどこでも換金できるというメリットがあります。ただし、管理面では危険も伴うため、注意が必要となってきます。 中国には100元以上の高額紙幣がなく、まとまった金額を両替すると、かなりかさばります。大量のお金を現金で持ち歩くのは不便であるばかりでなく危険が伴うため、一定期間以上の滞在する場合には、外貨取扱をしている現地銀行に人民元口座(または日本円口座)を持ち、預けるようにしましょう。必要に応じてATMで引き出して使う方が安全かつ確実です。

2.トラベラーズチェック

トラベラーズチェック(T/C)・旅行小切手は、万一紛失や盗難に遭っても、リファンド(T/Cの再発行あるいは現金払い戻し)が受けられる保険付のお金です。現金を大量に持ち歩くより安全なため、留学の際にはよく利用されています。ただし、換金には若干の手数料が上乗せされ、さらに中国ではすべての銀行で受付ける(換金できる)訳ではありません。外貨を取り扱う銀行のうち、街中にある大きな銀行まで足を運ぶ必要があることも多く、手続にも多少時間がかかる点からも日常頻繁に使うには多少不便が伴います。

3.国際キャッシュカード

日本の銀行口座の預金を、世界各国の「PLUS」マークあるいは「Cirrus」マークのあるATMから現地通貨で引き出すことができます。これはクレジット機能でなく、日本の自己の口座からの現地通貨の形で預金を引出すサービスです。
・「PLUS」マーク・「Cirrus」マーク

大変便利なカードですが、中国の地方都市ではまだまだ普及していないのが現状です。大学のある都市、またはその周辺環境にもよりますが、日常のお金の引き出しには不向きかもしれません。さらに、1日に引き出せる上限金額が設定されており、2000元程度と小額なため、学費や寮費の支払いなど高額の支払い用には向いていません。

4.日本から送金を受ける

日本から中国へお金を送金したい場合、各銀行の外国為替取扱店窓口で海外送金サービスを提供しています。送金手数料(銀行によって差異あり。3000~6000円程度)や取扱手数料などがかかってきます。また、中国側に受け取り口座を開く必要があるため、中国へ初めて渡航する際には利用はできません。しかし一旦口座を開設してしまえば、中国の各銀行でお金を受け取ることができるので、毎月の生活費などを受け取るのには良い方法ともいえます。

以上、それぞれの方法のメリットデメリットを理解し、自分にあった方法をチョイスしましょう。また、現地でのトラブルに備え、方法は一つのみに絞らず、いくつかの方法を併用することをおすすめします。

留学する場合は、パソコンを持っていったほうがいいでしょうか?

現在、中国の北京や上海などの大都市にある主要大学の留学生寮では、ほとんどインターネットが接続できる環境が整っています。自分で普段から愛用しているパソコンがある場合には、持参する事をおススメします。用途は、日本との連絡手段として(メール・チャット・スカイプなどを利用しての会話ほか)、日本の情報収集用、中国のWEBサイトで学習、など様々あり非常に便利です。寮によってはダイアルアップ回線のところもあるなど、環境は学校によって様々です。

ノートパソコンなどを持っていない人は、短期間(1カ月から半年)程度の留学であれば、大学寮内のインターネットカフェなどを利用するのも良いでしょう。利用料金は1時間2元から5元(約30円から75円)と比較的割安なことが多いです。ただし、学校内のパソコンのOSは中国語になることがほとんどなので、慣れるまでは多少時間がかかるかもしれません。



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