体験談

浅見さん 立教大学経済学部経営学科 翔飛中国短期留学第五期生
C コース(上海+北京四週間)に参加 第五期生 翔飛同窓会実行委員長
僕は今回の中国留学に際して、2つの目標を立て参加しました。1つは中国語に対してより一層の興味を持ち、これから中国語を学ぶ上でのモチベーションを得るということです。2つ目は、中国の代表都市であり、文化・伝統のある北京と、国際都市である経済の中心都市である上海をできるだけ貧欲に観光し、発展途上にある中国を自分の目で確め感じるということです。そんな2つの目標を意識し、一ヶ月という日々を送りました。長い一ヶ月を振り返れば、自分にとって得ることの非常に多い時間でした。

まず、中国の大学で勉強したという経験自体が僕のこれからの学生生活を送る上での大きな糧荷なりました。普段の日本の大学で学ぶよりも開放的かつリベラルな空間で多くの国籍の学生がともに学んでいた北京語言大学はとても印象的で、もう一度海外留学して、多くの学生に触れてみたいといまでは思っています。この一ヶ月は、言語に関して飛躍的な向上とまでは達成できませんでしたが、これからの中国語学習をしていく上での大きな体験となり嬉しく思います。


そして、北京・上海を貧欲に観光できたことが僕の大きな収穫となりました。僕にとって観光には二つの形がありました。1つは旅行会社の日本語の出来るガイドさんの付き添いでのメンバー全員で巡る観光。もう1つはフリータイムを利用して、ガイドブック片手に街を数人で巡る観光です。2つの形の観光は、名所や街の見え方が全く異質のものでした。というのも、バスつきのガイドさんがいる観光は安心感が大きく緊張感なしに観光名所をゆっくり堪能できる一方、数人で行く観光はコースや行き先を常に意識する観光であり、加えて人とのコミュニケーションは中国語でとる必要を迫られるという緊張感のある観光でした。こうした2つの観光を通して、色々な角度から観光を楽しめ、多くのものを見て感じられたことが僕にとって大きなプラスとして残りました。


この一ヶ月は寝る間も惜しんで人と会話し、観光し、授業を受け、本当にこれ以上の密度がないのではないかというくらい精一杯の日々を過ごしました。帰国後の疲れは相当なものでしたが、本当に充実した日々でした。


自分を大きく成長されてくれた一ヶ月でしたが、この日々は翔飛中国のスタッフに支えられた留学だったと思います。北京ではフリータイムの行き先についてアドバイスをくれた橋本さんやセキ君、手厚いサポートで留学生の生活全般を支えてくれた洪蕾さん、上海では、僕が迷子になったとき辛抱強く探してくれた李さんやえんえんさんとスタッフの力なしには、僕がこの留学を成功だったと思えるものにはなりえなかったと思っています。スタッフの皆さんには感謝の気持ちです。また、2週間・一ヶ月を共に過ごしたメンバーとお互いの人生観や考え方を夜中まで、時には酒を飲み交わしながら語れたことが大きな僕の財産になりました。今回のメンバーとは自分にプラスを与えてくれる友人としてこれからも付き合っていきたいと思います。


最後に長い一ヶ月の日々を支えてくれたスタッフの皆様、本当にありがとうございました。今後とも、同窓会や集まりの際には、よろしくお願いします。

翔飛--中国短期留学  /ryuugaku/duanqi.aspx

 

3月9日 浅見 上海。

上海に生活している日々はきっとこの瞬間よりも、日本に帰国してからより一層輝いてくるものだと思っている。この上海の美しい夜景のように美しい思い出になる日がきっとくるのだろうと。


ここ上海に吹いている風は毎日変化し、発展している。街が大急ぎで国際化され至る所で建設中の無機物のビルが完成していく。やがて、これらのビルもこの上海の夜景を彩る一片になることだろう。美しい、美しすぎる夜景だが、正直感じるのはそれだけだった。


「中国四千年の歴史」というフレーズはこの国際都市には、あまりにもかけ離れてしまっていると感じた。

そんなここ上海には競うかのように日系企業が進出し、多くの日本人が働き生活している。今日の夕食はそんな上海で働く日本人の方々の話を伺える貴重な時間となった。僕のテーブルについた方は、住友商事の人事部で働く上海赴任四年目の方とSONYを退職したばかりの方、そして上海の日本の子供が通う幼稚園の先生の3人だった。それぞれ異なる職種ではあったが、驚いたことは、仕事上では中国語を用いる場面はほとんどないと3人の方々が共通して言っていたことだ。しかし、この傾向はやがて変わっていくだろうことは間違いのないことであろう。今や、日本は中国との付き合いなしには国を存続し得ないといっても過言ではないのだそうだ。もっとも、中国は日本よりもアメリカに対しての国家的比重が大きいようで、近い将来、日本はアメリカと中国に対して依存的な関係に陥るという悪しきシナリオの可能性を感じ、僕は少し不安になった。

さてここから僕がこの翔飛中国の留学に参加した動機を絡めて書きたいと思います。単純な理由として、中国と日本というアジアの経済的中心(勢いは違えど・・・)の二国が今後築きあげて行くべき国際関係を自分なりに感じ取ってみたかったということがあるのです。一ヶ月の留学という形で参加しているのですが、僕にとっては言語の習得という目的よりも中国で感じ取れる何かを求めているのです。もちろん、言葉の習得へのモチベーションが生まれ始めたのは事実ですが、第一はここ中国の空気を肌で感じ取ることだと思っているのです。もっと個人的なことを書かせて頂けるなら、一ヶ月の留学期間の中で出会ったメンバーと本当に多くの人間ドラマ(くさい言い方にはなるけれど)があったこともこの留学の価値を一層高めてくれているのかも知れません。結局のところ、笑ったり、喜んだり、たそがれたり、悲しんだり、そういう心の動きが多くあった分だけこの留学は成功と言えるのだと、個人的には思っています。

日記とは言えないエッセイのような文章に付き合っていただきありがとうございます。

また明日からがんばりましょう!

 



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